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ブログ 健康情報: 2011年9月アーカイブ

眠れない、不眠症

眠れないことは、ひじょうに憂鬱ですが、一口に睡眠障害の不眠症といっても、寝付きが悪い、途中に何度も目覚める、眠りが浅い、目覚めがスッキリしない等、様々ですが、これ等は睡眠薬とか精神安定剤では、誤魔化しているだけで、根本的な解決には至りません。

「身体は疲れているのに、目が冴えて眠れない」といった神経が興奮しているような不眠症の場合、自律神経のバランスが崩れている(自律神経失調症)可能性があります。

●自律神経の乱れが眠りの浅い熟睡できない不眠症の原因

睡眠障害である不眠症 症状には2つの原因がありますが、自律神経失調症などで自律神経のアンバランスを引き起こし、交感神経優位の不眠症か、もう一つは睡眠時の脳波が乱れて、深い眠りに入っていけないタイプ、あるいは両方が複雑に絡み合っているケースもあります。

前者は、頚椎の周囲には自律神経が密集していますので、頚椎のカーブまたは頚椎のズレが交感神経を刺激している位置にあるため、交感神経優位になり、寝ている最中も緊張が取れずに深い睡眠に入れないタイプです。

自律神経には、交感神経と副交感神経がありますが、日中活動しているときは交感神経が優位になり、夜休息するときは副交感神経が優位になります。副交感神経によって休息が惹起されます。

これが、夜眠るときにも交感神経が優位になっていると、興奮して眠れません。


●頭蓋骨のゆがみが脳波の睡眠リズムの乱れを起こして不眠症の原因に
後者の脳波が絡んでいるケースですが、これは15種23個の頭蓋骨の歪みから脳波の睡眠リズムが乱れて睡眠障害の原因になっています。

これは頭蓋骨のゆがみが解消されれば解決しますし、寝つきが悪い(入眠困難)、夜中に目が覚める(中途覚醒)、眠りが浅い(熟睡困難)、朝早く目が覚める(早朝覚醒)も改善します。

このケースを抱えてらっしゃる方は、瞼(まぶた)のたるみの(眼瞼下垂)の場合が多いですし、いかり肩になっている傾向もありますから、鏡に映して確かめて見て下さい。

現代人はストレスを感じながら日中活動していることが多く、交感神経の緊張が非常に高まっている状態ですが、夜眠る時には副交感神経が優位の状態にすんなりと切り替わることができると、体も脳も休まります。

自律神経失調の原因としては、生活リズムの乱れ・過度なストレス・環境の変化・・ホルモンバランスの変化(特に女性の場合)などがあげられますが、他に脊柱や骨盤の歪みからくることも考えられます。

自律神経は、大ざっぱにいうと、頭と仙骨(下位)から副交感神経、頚椎~仙骨(上位)から交感神経が出ています。脊柱や骨盤の歪みや可動性の制限があると、その周辺の組織が硬くなり自律神経が刺激され、自律神経失調の原因となることが考えられます。

背中が硬いと、交感神経が刺激され興奮し、交感神経優位となります。

首や肩・背中の張りを訴えてご来院される方の中で、「疲れているのに眠れない」という人は、首や肩・背中の張りがとれてくると不眠症も解消されるケースが多いです。

不眠を訴えてご来院される方では、蝶形骨まわりの縫合(コメカミのあたり)が硬くなっている人が多いです。

 


また、睡眠習慣の乱れから、体内時計を狂わせてしまって寝入りや寝覚めの状態のリズム障害が起きて、熟睡度も低下し、深い眠りに入っていないような睡眠障害の不眠症原因もあります。

眠れないことは、ご本人にとってはかなり深刻な問題で、この苦しみは耐え難いものですが、夜の時間が長く感じられ、テレビを見たり、本を読んだりしても、その時間を憂鬱に過ごして、眠れないと疲労回復もままならず、かえって昼間にボーットしてしまって、頭が冴えず、体内時計も狂ってしまい、極めて悪循環です。

「ぐっすりと眠って、すっきりと目覚める」、睡眠力さえアップできれば快適に眠れることでしょうし、「目が覚めたら、朝だった」という睡眠力がよみがえるのが理想なのです。

深部体温が急激に下がる時にぐっすり眠れるといわれていますから、就寝1~2時間前の入浴は効果的なのです。

胃腸の中にも体内時計があって食べ物が入ると調節していますから、深夜の食事は体内時計をくるわせて不眠症を招くことになりますから、注意が必要です。

目覚める前に体温が下がって、起きる時に体温が上がるのが正常なタイプなのですから、寒い夜もぐっすりと眠れていれば温かい状態で目覚めて、「朝、布団から出るのが辛い」ということはなくなることでしょう。

起床後には、「朝って、清々しい」と感じるのが理想であり、それには体調が良好でなければなりません。

● 熟睡のための寝具の工夫

不眠体調不良を正す以外にも、睡眠障害を解消し快眠に導くには適切な寝具も必要ですが、ここで具体的に詳しく挙げておきたいと思いますので、参考にして戴いて睡眠薬に頼らない不眠症対策につながれば幸いです。

第一に枕が高過ぎるのは、不眠症の傾向にある人は、背骨の理想的なS字カーブを保てていなくて、頚椎の前弯カーブも減少し、真直ぐな形に近いタイプが多く見受けられます。

枕が高いと首の緊張がより発生してリラックスしにくくなりますから、注意が必要です。(横臥になった時には、肩の幅程度の高さの枕が適当ですが、就寝中は少なくとも10数回の寝返りを打ちますから、ここでは無視します)

不眠症をお持ちの方は正常な背骨のS字状カーブではなく首の骨の頚椎の前方へのカーブも減少しています。

それから敷布団ですが、柔らかい布団、硬すぎる布団はよくありません。低反発布団や、低反発枕を使用している方が、よく来院されています。

当院では、患者様にあった寝具の説明もしています。 


鼻がつまる

患者様のなかで、施術が終わる頃になるといつも

「鼻がつまる」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

鼻づまりを起こす原因として、①鼻粘膜の腫脹と②鼻腔内の形の異常がおもなものです。

高血圧症の治療で降圧薬を服用していると、鼻がつまることがあります。

血圧を下げるため血管拡張作用のある薬では、鼻粘膜の血管も拡張し鼻づまりを起こすことがあります。

つまり施術後、副交感神経が働きやすくなり血管が拡張して鼻づまりになるようです。

もともと鼻が悪い方に多いです。

血流が良くなり眠くなる方も多いです。 


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